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 井口四丁目44組にお住まいの井上アキエさんは、レザークラフト(革細工)を手掛け始めてから30年近くにもなる、大熱中人です。 もともと編み物など手先でものを作ることが好きで、陶器づくりなどの趣味もお持ちでしたが、レザークラフト を手掛けるようになり、どんどんのめりこんでいったそうです。
 はじめは、財布などの小物を作り、友人や親せきに贈って喜ばられていたそうですが、それが、手提げカバン類になり、置物になり、壁掛け作品になり、どんどん大きな作品づくりに進み、ついには上の写真のようなつい立類にも及ぶようになったそうです。
 また、米国の講師から、立体感のある作品作りの指導を受け、昭和64年には、レザーカービングクラフト協会認定の講師の資格を取得されました。 ふるさとの周防大島では、10年間にわたり月一回の教室を開き、指導に当たられました。
 今は、むしろ刺繍に力が入っていて、レザークラフトの方は休業中だそうですが、 制作意欲はまだまだ衰えていない様子でした。

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